メガネレンズ選びの基礎知識
現在、メガネレンズは遠くや近くを見るための単焦点レンズや、遠く~近くまで、会議などの中間距離~手元まで等、2つ以上の焦点を持った累進屈折力レンズや二重焦点レンズなど数多くのレンズがあります。
その多くのレンズの中で、ご自身の視力やライフスタイルに最適なレンズをお選び頂けるようレンズの素材や設計から分類してご紹介いたします。
メガネレンズの素材について(単焦点レンズ・遠近両用レンズ 共通)
1.屈折率

空気を1とした場合の、レンズ素材が持つ光を曲げる力を比率にしたもので、数値が高いほどレンズの厚みは薄くなります。現在発売されているレンズでは、屈折率1.50、1.56、1.60、1.67、1.74、1.76など多くの種類があります。
レンズの薄さは屈折率がポイント
2.レンズの強度について

レンズの強さとは、あおり強度や引っぱり強度などがあり数値が高いほど強度が増します。メーカーにより基準が異なる為、一概に比較できませんが、一般的には1.60、1.67、1.74、1.50の順に低くなっていきます。
レンズの強さは素材がポイント
3.レンズの色収差について
* 参考データ~レンズメーカーにより異なる場合があります。
色収差とは、レンズ周辺部に発生する『にじみ』や『ちらつき』のことで、アッベ数といわれる数値で表されます。アッベ数は数が大きいほど色収差が少なくなり、傾向として、薄型の素材になるとアッベ数は低くなります。
レンズの『にじみ』や『ちらつき』はアッベ数がポイント
単焦点レンズ(近視・遠視・乱視・読書用)
単焦点レンズは、近視・遠視・乱視などの視力補正メガネから、手元専用の読書用メガネまで幅広く使用されているレンズです。レンズの設計の違いにより、レンズ周辺部の見え方に違いがでますが、度数や、フレームの種類、使用目的によって、推奨レンズが異なります。
球面設計レンズ
レンズのカーブが球面の一部を切り取った形をしている一般的な凹レンズ、凸レンズです。度数が強くなると、鮮明に見える範囲が狭くなったり、物が歪んで見えたりすることがあります。一方、色のにじみが少なく透明度の高いレンズが多いため、度数が弱い方には非常にお勧めできます。


非球面設計レンズ
レンズの外面カーブを、非球面に設計しています。球面設計のレンズに比べ、周辺部のボヤケやユガミが少なく、薄く、軽いレンズに仕上がります。弱度~強度まで幅広く対応出来るレンズです。


両面非球面設計レンズ
レンズのカーブが外面・内面ともに非球面になっている先進設計レンズです。非球面設計がレンズの両面に施されているため、ボヤケやユガミが少なくなります。周辺部の見え方にこだわられる方や乱視が強い方に最適なレンズです。


和真のお勧めレンズ ご紹介

『乱視のせいで目が疲れる・・・』、『レンズの周辺部で見るとぼやける・・・』等見え方のお悩みやご経験はございませんか?
そんな方の為に最高級の両面非球面レンズ『ニコン・ シーマックス』をお勧めいたします。
ぜひ、快適で明瞭な視野をご提供する『ニコン・シーマックス』をお試しください。
ニコン・シーマックスの特徴
従来の非球面設計に比べて乱視度数の設定を細分化し、乱視の見え方を明瞭化しています。また完全オーダーメイドのため、光学性能の最適化が可能となり、快適な視界のレンズがお仕上げできます。
従来レンズの見え方
ニコンシーマックスの見え方
※写真はイメージです。実際の見え方とは異なります。
特殊機能レンズ
メガネレンズには、水面のギラつきや乱反射を抑える偏光レンズや、紫外線量によってレンズのカラー濃度が自動的に変化する調光レンズなどの特殊機能を持ったレンズもございます。
偏光レンズ
光の乱反射やギラつきを抑えるカラーレンズです。釣りやゴルフなどレジャー用としても人気の高いレンズです。カラーは、ブラウンやグレーが多く、濃度も比較的濃いものが主流です。
一般レンズ

偏光レンズ

水面のギラつきが無くなり川底まで見えます
調光レンズ

室内ではクリアに、屋外では濃いサングラスに変わる調光レンズ。太陽光(紫外線量)に反応して、レンズ濃度が変化します。調光レンズも偏光レンズ同様にブラウンやグレーのレンズカラーが一般的ですが、最近では薄いブルーやピンクなどのレンズも登場しています。
累進屈折力レンズ(遠近両用レンズ)
累進屈折力レンズは、言葉の通り、一枚のレンズの中で度数が段々に変化するレンズです。
ご覧になりたい距離に応じて、いろいろなタイプのレンズがあります。ライフスタイルに合わせて、最適な設計をお選び下さい。
遠近両用レンズ
遠くから近くまでバランスよく、一本のメガネで見たい方に最適なレンズです。ショッピングや旅行など日常用にご使用頂けます。

見える範囲図

見え方イメージ
遠近両用レンズの長所と短所
- 長所:
- 遠くから近くまで連続的に見える。境目がないので若々しいイメージです。
- 短所:
- 遠・中・近、各々の視野が若干狭い。階段の上り下りには足下がぼやけます。


二重焦点(バイフォーカル)レンズ

バイフォーカルレンズは、累進レンズの様に徐々に度数が変化することが無い為、ユレ歪みが少ないレンズです。反面、レンズ内にある近方用の小玉レンズが目立つ為、最近は使用される方が徐々に少なくなってきています。
遠くを見るための土台となるレンズに、近方用の小玉レンズを埋め込んだ遠近両用レンズです。累進屈折力レンズ特有のユレや歪み感がないため、比較的掛け慣れやすいタイプといえます。

見える範囲図

見え方イメージ
二重焦点レンズの長所と短所
- 長所:
- 遠くと近くは良く見える。
視野内に歪みがない。 - 短所:
- 境目が目立って気になる。
中距離が見えにくいこともある。











